日本善意財団の概要

善意財団の紹介

一般財団法人「日本善意財団」は、2019年(令和元年)6月12日に設立されました。この財団設立の主要な目的は、日本の将来を担う子供達、特に経済的・社会的・家庭的に恵まれない一つから九つまでの「つ」の付く子供達が、途中で挫折したり道を誤ることなく、真っすぐに育っていくように、物心両面から支援して行こうとの思いから発足したものです。

本財団活動に賛同いただける全国の方から、日常の汗水を流して稼いだ「浄財」をもとに、支援金を集め、個人を含め各種団体等を中心に寄付活動等を行って参ります。

財団のメンバーは「動機の純粋性」に基づき、財団活動を支えています。是非皆様のご理解・ご支援を何卒宜しくお願い申し上げます。

理念・組織運営方針

全国の経営者、会社員、自営業等を営む人々を中心に、日常の正しい経営活動を通して得た収入や賃金をベースに寄付金を募り、これを活動資金として、主に全国の経済的・社会的・家庭的に恵まれない子供達の支援に使って行きます。

具体的な運営方針は、毎年の事業計画に基づき、活動の範囲を拡大して行きます。

財団会長のご挨拶

本財団は、行き過ぎた貨幣経済から少し離れ、ボランタリー精神に満ちた社会を良くしたいという志のある人が、「経済的・社会的・家庭的に恵まれない子供達、社会的弱者、経済的困窮者等を支援活動すること」を主要な目的として設立いたしました。
日本善意財団は、志のある人たちから寄付金を募り、当面は、経済的・社会的・家庭的に恵まれない子供達への支援を行ってまいります。
志のある人達が全国から集まり、微力を注いでいただければ、大きなうねりとなりより良い社会が実現すると信じています。評議員並びに役員一同、設立趣旨の実現に向けて専心努力いたす所存です。
ひとりでも多くの方が財団設立の趣旨にご賛同いただき、お力添えを頂けたら幸甚に耐えません。
今後とも変わらぬご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

会長 佐渡公一

財団設立の経緯

阿蘇の陶芸家で著作業の北川八郎氏が、2011年以来、東京で全国の経営者を集めた経営セミナー「満月の会」を主宰して参りました。これまで毎期1年間にわたり「満月の夜の勉強会」「新月の夜の勉強会」を15期にわたり開催しています。この勉強会で学んだ経営者は全国で250名程になります。
その卒業生が集う「満月の会」の主要メンバーが2018年2月、鎌倉に集まり、「鎌倉会議」を開催。その中で、いかにして経営者としての社会的な使命と責任を果たして行くか、いかにして社会に貢献して行くか等について真剣な議論を行いました。その際の議論・アイデアをベースに数回にわたり勉強会を開催して、本財団の構想を練り続けて参りました。

2019年5月、その骨子というべき財団の定款を作成し、同年6月12日に財団名を「日本善意財団(にっぽんぜんいざいだん)」として登記を行いました。翌7月6日の「第4回満月の会総会」の場において、本財団の設立が報告されました。

「日本善意財団」設立に際し、北川八郎氏を含め5名の方が設立発起人となり、設立趣意書を作成致しました。この設立に合わせ、財団理事長に「医療法人むすびの森 あきた病院」(熊本市)の佐渡公一理事長らを選出致しました(詳細はⅣ.財団について「5.役員一覧」をご参照ください)。

設立趣意書

設立趣意書は、北川氏が中心となって起草し、山口明男氏、菅原博文氏、土屋浩氏、岩鬼諭氏の5名設立発起人によって公表されました。

「日本善意財団」設立に係る趣意書

2019年4月1日

私達はこれまでいろいろな勉強会を通して、自らの人間性を高めて行き、この日本を救うための経営者の覚悟、目覚め、心の確立を目指し、人間としてどう生きるべきかという事をずっと学んで来ました。

私達は「利」より「信」を選び、相手にも「利」をもたらす経営を目指して来ました。敵をつくらない味方だらけの中で活動し、みんなに愛される「無敵の経営」を目指して来ました。こうした正しい経済活動を通して得た利益で、この社会に「清水」を注ぎ、この社会を救うことを第一義として来ました。

ところが、現在の日本を状況を見てみると、“利益第一主義”でその奢りと欲の世界の中で、若者をはじめ多くの人が苦しんでいます。“数字”や“目標”に追われ、自分を見失い、精神的にもがき苦しんでいる人が増えています。

みんな利益を求める会社は作るけれども、「この時代の矛盾を変えて行こう」、「自らが社会を変えて行こう」、「今の資本主義、経済主義と一線を画する新しい資本主義や人間の欲に対して挑戦して行こう」。そういう事をやろうとする人がこれまでいませんでした。

私達は、この混乱を救うべくこの時代に生まれたのではないでしょうか。日本とこの時代と今の混乱が、逆に私達に新しい社会を創ってくれ、という“時代の悲鳴”のようなものに聞こえてきます。そこで私達、気がついた者がこの“時代の悲鳴”を受け取って、日本を創り替え、立ち上がる必要があるのではないでしょうか。“濁り”がある日本や世界、それらを変える時期に来たのではないでしょうか。その最初に立ち上がらねばならないのが気づいた私達ではないのか、と思います。

あくまでもヒューマニズム、人間性、個々人の魂として生きる道で、覚悟をした人達にお願いしたいのです。社会について行くのではなくて、私達自らが社会を変えようとする一人になって欲しい。

そして今、「志のあるサムライ経営者」である皆さんと一緒に“善意銀行”を作り、日本を救いたい。そのシステムを作って行きたいという思いで、「日本善意財団」を設立することを決めました。皆さんのお力と支援がなければ、この運動は成り立ちません。

“善意銀行”というのは志のある人達の寄付金を集めて、それを生活に恵まれない子供達、生活困窮者、経済難民達に経済的に支援し、更には、困窮した志のある経営者の人達もなんらかの形で救って行こう、というものです。

その第一歩として、将来の日本の社会を良くするために、今、社会の底辺で苦しんでいる子供達が悪い方向に行くのをなんとか防ぎたいと考えています。いわゆる 「一つ」から「九つ」までの「つ」の付く子供達には、温かい愛情と支援が必要です。小さい時に両親の愛情をもらえなかったり、虐待を受けた子供達が非行に走る事が多いのです。社会の底辺に振り落とされ、人と上手につき合える事ができず、自分をごまかして生きて行く。そんな子供達に対して、嘘を付かない子供達に育て、支援して行く事が大事です。この支援を受けた子供達が成人して、今後は彼らが恵まれない子供達を支援するという好循環が生まれることを期待したいのです。

目指すのは「社会貢献」や「地域貢献」ではなく、「人間への貢献」であり、動機の純粋性に基づいて恵まれない子供達を救う、人間性を救うということです。

私達の寄付金等の原資は動機の純粋性に基づく「サムライ経営者」が汗水を流して稼いだ「善意」のお金です。この「純粋性」を貫きたいと思います。例え、わずか100円の寄付であれ、これが全国からの支援に広がれば大きな流れになります。

この活動を通して、世の中には、純粋性を持った人間がいるんだ、濁りのない大人達もいるんだということを示せれば幸いです。「善意が通じる世界」を広めて行こうではありませんか。

大きな人生の流れを信頼すれば、純粋なタイミングで心に沁みるような出来事やシンクロは必ず起きて来ます。これから、「調和と信用」、「互恵と共生」、「戦いのない世界」、「信頼が守られる世界」・・・善意の出会いを通して、時代の変革が進み、広がって行く事でしょう。

この時代の要請に正直に立ち向かって行きましょう。

最後に、皆さんの心に尋ねたいのです。

「一点の曇りもない志が高き経営者が、日本に一人くらい居てもいいのではないか」・・・と。

謹言一同