トピックス
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本メールは、賛助会員の方、ご寄付いただいた方や、名刺
交換させていただいた皆さまへお送りしております。配信
停止ご希望の際は、お手数をおかけしますが、下記ウェブ
サイトよりお問い合わせください。
https://nippon-zen-e-bank.or.jp/contact/
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+°。°+ °。°。◆◇◆ 巻 頭 言 ◆◇◆ °+°。°+ °。
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5月15日、北川先生の田んぼで田植えが行われました。
生き辛さを抱えた子ども達にお米を届ける「お米つなぐプロジェクト」
では、阿蘇小国町の北川先生と松丸伸一さんの水田で契約栽培をお願いし
ております。今回、初めて財団事務局の谷口さんが田植え支援にお邪魔し、
松丸さんご夫妻と北川先生ご子息の魚彦さん・麦彦さんも一緒に作業させ
ていただきました。
当日は、田植え機で植えていく以外にも、たくさんの作業があり、チーム
ワークよく作業を進め、田植え機故障のアクシデントもありましたが、無
事に田植えを終えることができました。
小国町では以前から地域の高齢化が進んでいましたが、昨年よりも目に見
えて休耕田が増えており、これからの世代にお米作りを継承していく難し
さを強く感じました。
「お米つなぐプロジェクト」では、秋の収穫時に1年分のお米を買い取らせ
ていただき、1年間毎月30キロのお米を、財団が応援する子ども支援団体に
送らせていただきます。
丹念に心を込めて栽培され、安全で美味しい顔の見えるお米を、子どもたち
に食べてもらい、元気に育ってほしいとの先生らの思いが詰まっています。
炊き立ての真っ白いお米を食べる子どもたちの笑顔こそが私たちの願いでも
あります。昨年は獣害のため、収穫量が少なかったそうです。今年は実りの
秋に豊作になるよう心から祈っております!
★詳しくはこちら
https://nippon-zen-e-bank.or.jp/topics/1015
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+°。°+ °。◆◇◆ 財 団 報 告 ◆◇◆ °+°。°+ °。
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5月18日(土)、本年度第2回目の日本善意財団・役員事務局合同会議を開催
しました。合同会議では、毎回、支援先の代表の方から、日々の子ども達へ
の支援活動も報告して頂くように企画しておりますが、今回は東京都葛飾区
のNPO法人「レインボーリボン」代表の緒方美穂子様からご報告を頂きました。
(報告要旨は下記をご覧ください)。
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+°。°+ °。°。 支援先からの活動報告 °+°。°+ °。
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NPO法人「レインボー・リボン」緒方美穂子様からの報告会概要
1.日本善意財団からの支援に感謝
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日本善意財団さんとは、コロナ禍真っ最中の2020年10月に「はらぺこレス
キュープロジェクト」の立ち上げに20万円のご支援を頂いて以来、毎月3万
円、夏休み・冬休み・春休みの「ごはんプロジェクト」に10万円~15万円、
さらにフードパントリー利用者へのオムツ支援、夏休み・冬休みのお米30世
帯への宅配支援、「あおとこども食堂」(東京都葛飾区)等への毎月30kgの
北川八郎様の有機米の支援、理事の岩鬼様の季節ごとの贈り物。さらに
谷口様、林様には活動支援のお手伝いなど数多くのご支援を頂いております。
特に、このコロナ禍の3年間は、子ども食堂が開設できない時期もあり、フー
ドパントリーや日々の食べ物に困っている家庭に直接お米を届けていただく
「米米プロジェクト」、オムツが買えずに困っているご家庭にオムツを送って
いただく「オムツプロジェクト」などは利用者から大変喜ばれていまして、
本当に感謝しております。
2.支援先のご家庭の事例
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本日は、私たちが支援していますいくつかのご家庭の事例についてご報告
します。
(1)祖母Aさんと孫4姉妹のケース
Aさんとそのお孫さんの4姉妹は子ども食堂等に来てくれますが、4姉妹はそ
れぞれ父親が異なり、家庭ではネグレクトされ面倒をみてもらえない子供
ばかりです。三女は学校の上履きも買ってもらえず、障害者年金を受領さ
れていますAさんが買ってあげている状態です。三女は家出を繰り返し、
児童相談所に一時保護されたこともあります。母親は四女の父親とはまた
離婚し、次女と四女は父親の元に行き、母親は長女と三女を連れて妻子ある
男性の元へと、バラバラになりました。
このご家庭をみていると、「貧困の連鎖」と「虐待の連鎖」を感じざるを
得ません。祖母のAさんも親に捨てられ、親戚を転々としてご飯も食べさせ
てもらえず、お腹を空かせて町をさまよっていたそうです。そうした中で
娘が生まれ、さらにその娘が次々と結婚と離婚を繰り返し、父親の異なる
4姉妹がやはり貧困の中で不適切な養育が繰り返されています。やはり、
どこかでこの負の連鎖を断ち切らなければならないと思います。
(2)母親Bさんのケース
コロナ禍の中で、Bさんは当時3歳の女の子をベビーカーに乗せて、フード
パントリーに食べ物を取りに来ていました。父親はDVで生活費も渡さず、
当時のBさんは体重が半分に減り、「子どもだけにはなんとか食べ物を与えた
い」との思いで来ていました。その後、母子寮に入りましたが、その在所期
限は2年間で、近くの支援者のアパートを推薦したのですが、父親から逃れた
いとの一心で遠い所へ引っ越していきました。
Bさんは辛い裁判を乗り越えて、女の子を育てていましたが、今年の4月に、
小学校の入学式にランドセルを背負った女の子の写真を送ってくれました。
「ああ、あの時の女の子がこんなに育ち、小学生になったんだ」と嬉しく
思うと同時に、「今の活動をしていて本当に良かったな」と思った事例です。
3.コロナ禍の中で進んだ子どもの「貧困」と「孤立」、そして更に拡大中。
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コロナ禍の3年間で浮き出てきたのが、生活に苦しいご家庭の子どもたちの
「貧困」と「孤立」です。
2023年度はコロナが2類から5類に移行されましたが、「あおとこども食堂」
の利用者は4月に子ども11人、大人10人だったが、今年3月には子ども37人、
大人21人へと増えています。この1年間の総勢では子ども563人、大人304人、
ボランティア397人らを含めると1,313人もの利用がありました。配布したお
弁当も2,057箱になりました。
2022年度のフードパントリーの利用登録した人は53世帯でしたが、2024年5月
現在の利用者は86世帯に増えました。フードパントリーの支援が必要な理由
を聞いてみると、生活保護を受けたり、世帯主の病気、精神疾患で働けない
人や、精神障害の方もおられ、平均年収も低く、それでも子ども5~6人も育
てておられる家庭もあります。
私たちは「子供の貧困」解消を訴え続け、子ども・子育て家庭の「孤立」を
防ぐために活動をこれからも続けていきます。
4.最後に
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私たちの活動をご支援頂いています日本善意財団様には本当に感謝しており
ます。この5月の連休にはこんなこともありました。
ある母親からLINEで「この連休中はどう食べていこうかと煮詰まっていました。
でも、5月連休のフードパントリーで助けてもらいました」との連絡もあり、
(病気療養中の)佐渡理事長様への感謝のお手紙を持って来られた親子もおら
れました。
「いつもご支援をいただき感謝しております。私たち家族は常に金銭的に不安
定で、それは時として夫婦仲や子どもに対する態度としてあらわれてしまいま
す。そして大切な子ども達の笑顔を奪ってしまうのです。人様に助けを求めて
もだれも助けてくれない。私たち親が何とかしなくてはいけない。でもそれら
は親として当たり前の事。毎日必死です。そんな私たちにとってあなた方は太
陽です。あなた方の頑張りや努力のおかげで私の大事な我が子はよく笑ってい
ます。だから私たちは皆さまの幸せを心の底から願いします。最近のお体の具
合はいかがでしょうか?どうか負けないで下さい。お大事に」
以上
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+°。°+ °。°。 活 動 報 告 °+°。°+ °。
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【1】本年3月~5月までの主要な活動報告
(1) 3月8日、神戸市の「みそら子ども食堂」様を事務局の谷口さんが訪
問し、フードパントリーのお手伝いをしました。今回は30世帯に地元
特産の卵、パスタ、ソーセージなどの食品を手渡しました。
一方、能登半島地震の被災地の子ども達へのお菓子支援も続けておら
れました。
https://nippon-zen-e-bank.or.jp/topics/985
(2) 3月16日、東京都葛飾区の「レインボーリボン」様のフードパントリー
のお手伝いに谷口さんが行きました。今回の緒方さんのご報告の通り、
フードパントリーを希望される方が増え続けており、この日は67世帯と
なりました。当日は理事の岩鬼さんも参加され、24世帯の方にオムツを
手渡しして頂きました。
https://nippon-zen-e-bank.or.jp/topics/991
(3) 4月12日、神戸市の「みそら子ども食堂」のフードパントリーのお手伝
いに谷口さんが参加しました。今月も30世帯限定での配布となり、40世
帯には配布ができませんでした。今後の対応については検討中との事で
した。
https://nippon-zen-e-bank.or.jp/topics/997
(4) 4月13日、東京都葛飾区の「レインボーリボン」様の子ども食堂のあそび
タイムに谷口さんがお手伝いに行きました。今回は子ども23人の参加で、
お弁当持ち帰りは90食となりました。この日は緒方さんからご報告があり
ました佐渡理事長へのお礼のお手紙を持参したご家庭の母親と子どもが
参加してくれました。
https://nippon-zen-e-bank.or.jp/topics/1004
(5) 5月9日、神戸市の「みそら子ども食堂」のフードパントリーのお手伝いに
谷口さんが参加しました。今月も30世帯限定での配布となりましたが、
厳しい状況のご家庭から財団へ次の様なお礼のメッセージも頂きました。
○病気で働けない今、とても助かっています。
○母の介護に子どももいるので、大変助かっています。
○いつも頂く時は体調不調だったり、子どもの療育で多忙な時に支援を
していただいていて助かっています。
https://nippon-zen-e-bank.or.jp/topics/1008
★活動の詳細は、財団のHPをご覧ください。
(トピックス - 支援活動・活動報告ページ)
https://nippon-zen-e-bank.or.jp/topics/topics_category/activity/
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+°。°+ °。°。 今 後 の 主 な 予 定 °+°。°+ °。
★次回第3回合同会議★第9回満月の会総会★北川先生の傘寿のお祝い会★
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次回の本年度第3回目の「日本善意財団の合同会議」と「第9回満月の会総会」
並びに「北川先生の傘寿(80歳)のお祝い会」を、7月20日(土)に東京で
実開催を予定しております。
<概要>
1.開催場所
東京都千代田区麹町1-4-4 ZENTAKA ANNEX 7階
株式会社M&Aクラウド イベントスペース
2.開催日時:7月20日(土)
・12時~13時:第3回日本善意財団合同会議
・13時~15時:第9回満月の会 総会
(12時半から受付を開始します)
・15時~16時:北川先生の傘寿のお祝い会
いずれも同じ会場で予定しております。
★詳細は以下URLより、案内状PDFファイルをご覧ください。
https://nippon-zen-e-bank.or.jp/wp/wp-content/uploads/2024/05/soukai240720.pdf
【お問合せ先】
吉松文雄 携帯電話:090-5346-7651 メール:fyoshimatsu@sky.plala.or.jp
岩田エリカ 携帯電話:090-4095-6905 メール:metoeka@gmail.com
堀部晶子 携帯電話:070‐5078‐8786 メール:akiqoo@gmail.com
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・。☆・゜・。 北 川 八 郎 先 生 の 言 葉 ・。☆・゜・
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お釈迦さまの言葉に
「この世の禍福いずれも執着なく 汚れなく 清らかな人。
敵意ある人の中にあっても敵意なく 執着する人の中にあっても執着しない人
前にも後にも中間にも 一切を所有せず
すべて無一物で 何ものおも執着することのない人」
こういう人を目ざせと・・そうすれば 光明が訪れ
今世も来世も福に見まわれる・・ と。
しかし それはこの文明社会に住んでいては なかなか難しい。でも、
怒るなかれ
たくさんの食を 求めるなかれ
明でありなさい
気高く生きなさい
欲と貪りを少なくし いつまでもだらだらと眠ってはいけない
人の為に 尽くしなさい
いつも 人の役に立つ事を考え行いなさい
人の喜びに参加しなさい
自分を傷つけた人を許しなさい
良き祈りをあげなさい
清明な人になりなさい
いつも戒を抱いて 自分の才能を人々の為に役立てなさい
・・・たくさん「あれこれしなさい」と うるさいとお思いでしょうが・・・
この中で一つだけでいいから
それを目ざしていると よく心は統一され
世の流れに右往左往する事がなくなり
いつも澄んだ意志と 澄んだ瞳で人を見つめられる日が
そう・・・今世中にやってくるでしょう。
私は それを目ざしたいと思います。
(「対人苦の解決 明るい未来へ」より)
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+°。°+ °。°。 皆 様 へ の お 願 い °+°。°+ °。
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口座振替方式による寄付金のお願い
当財団では、皆様からの浄財の振込手続きを簡素するために、毎月の自動
振替方式の手続きを進めております。今後とも、皆様からの物心両面から
支援をベースに活動をコツコツと進めて行きたいと思います。是非皆さま
からのご支援のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。
●振替方式等の手続き等について、詳細はこちらをご覧ください。
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
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