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今年度から「米米プロジェクト」のお米を提供いただいております、滋賀県の林農園に、事務局の堀部さんと一緒に伺ってきました。大阪の「ガッツうまい米 橋本」の橋本さんが同行くださり、ご案内いただきました。

琵琶湖畔のとても広い農地で、見渡す限り緑の田んぼが続き、さわやかな風が吹き渡っている、とても素敵なところでした。

堀部さん、谷口さん、林さん

財団がプロジェクトで進めているお米支援の説明をさせていただき、その後 林さんのお米作りにに対する熱い思いやこだわりを聞かせていただきました。林さんの最初の一言は「食べてとにかく美味しいお米を作りたい!」ということでした。

そのために、土づくりにとことんこだわっておられて、米の連作をすると土が痩せるため、70%の田んぼで稲作をしています。残りの田んぼでは、減反するだけではなく、小麦や長ネギを作ることにより、さらに良い土を作っていくそうです。ちょうど長ネギの集荷作業をされていたのですが、出荷前の皮むきで出た大量のネギ皮に、もみ殻を混ぜて2年間発酵させて、肥料も作られるそうです。

そして、常に気候や稲の状態を見ながら、手入れのタイミングや肥料のタイミングを計り、よりおいしいお米作りを追及されています。他にもいろんな工夫されていることや、滋賀県の農業の現状など、興味深いお話を、とても静かな口調で熱く語っていただきました。

今回は「米米プロジェクト」で、林さんのお米を60世帯のご家庭に、お届けします。(レインボーリボン・WACCA・みそら子ども食堂)林さんの写真入りメッセージも添えて、7月下旬にお送りする予定です。また、お母さんや子どもたちの感想なども、林さんにお伝えさせていただきたいと思います。