トピックス

コロナ禍で支援者も人数が制限されている中で、当日はフードパントリ―の日にあたる事から、事務局員の谷口が支援に行きました。ただ、オミクロン株の感染防止のため、お手伝いが出来ず、食糧を受け取りに来た子ども達に配布するだけとなりました。

今年に入り、第2・第4土曜日の「こども食堂」も開催できず、お弁当の手渡しのみで、「子ども達と一緒に遊んだり、お母さんとのコミュニケーションもできず、最小限の対応しかできない」と理事長の緒方美穂子さんは対応に苦慮されておられました。

こうした心苦しい心情を、NPO法人「レインボーリボン」の代表である緒方美穂子さんから、「コロナ時代の子ども・親支援、迷い悩み…それでも、続けていきます」―という次の様なメッセージを頂きました。

「2020年初めから始まったコロナの時代。2022年が明けても終わりが見えません。人と人とのつながりの中で子どもの成長が感じられたり、子育ての不安が少し和らいだり、こわばっていた表情に笑顔が生まれて未来が楽しみになってきたり…。

そんな「子ども食堂」や「子どもの居場所」の良いところを全部、我慢しなければならない今…。でも、コロナ禍のおかげで今まで見えなかったことが見えるようにもなりました。

「子どもの貧困」「経済格差」そんなものがこの豊かな日本にあるのか?と言われたのは、もう過去の話です。今、困窮する子育て家庭に少しでも役に立てればと、たくさんの方がレインボーリボンの活動を支えてくれています。

善意の志を裏切らないように、私たちにできることを探しながら、迷い、悩みながら、私たちを信頼してくれる子どもたち、親たちの手を離さないように、これからも活動を続けます。

NPO法人レインボーリボン 代表  緒方美穂子さんより

最前線の現場では、コロナ禍で苦戦が続いています。